イタリアハネムーン4日目です。
今日はベスビオ火山の噴火で埋もれたポンペイ遺跡の観光と、ナポリからイタリア版新幹線で列車でフィレンツェへ向かいます。
ポンペイ遺跡の中央広場でベスビオ火山を背景に!
ポンペイ遺跡の観光
この日はポンペイ遺跡の観光から始まります。
現地のガイドさんと共にポンペイ遺跡の各所を巡ります。
ポンペイ遺跡と言えばイタリア・ナポリ近郊にあった古代都市で79年8月24日の昼過ぎ、ヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって一夜にして消滅してしまった都市です。
現在では「ポンペイ、ヘルクラネウム及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域」の主要部分として、ユネスコの世界遺産に登録されています。
ツアーということもあり全部をじっくりとみることは叶いませんでしたが、特に印象に残っている場所を紹介いたします。
小劇場
当時は屋根がついており、劇場としては最高の音響環境だったそうです。
劇場としてだけではなく、集会所等として利用されていたそうです。
水飲み場
レリーフの口の部分から水が出てくるようになっていますが、ポンペイに点在する水飲み場は全てレリーフの種類が違うのだそう。
何万年も前に、ここで暮らしていた人がここで水を飲んでいたのかぁ、と妙に感慨深くなってしまいました。
公衆浴場
中には脱衣所・サウナ・浴場が割としっかりとした状態で残っています。
サウナ室には太陽光が入るようになっていたり、中に噴水が置いてあったり、当時の技術に感動しました。
カウンター
ワインの壺がはめ込まれていた言わば居酒屋のカウンター
観光客はみな当時の人になりきって写真撮影をしていました。
石釜
当時はここでパンを焼いていたのだそうです。
この時代にすでにパンがあったことに驚き。
灰に埋もれた人々
火砕流に呑み込まれてしまったローマの人々は発掘されるまで火山灰に埋もれたままになっていました。
そこにできた空洞に石膏を流し込み、人型を復元したものが展示されています。
本場のピザはおいしかった!
ポンペイ遺跡観光の後は昼食となりますが、
この日は選べるピッツァということで、4種類ほどあるピザの種類から好きなものを1種類選びます。
直径30センチ越えのあまりのピザの大きさに各テーブルでどよめきが上がり、お腹が空いていた私も1枚食べきれませんでしたが、本場の焼きたてピッツァは思い出に残るおいしい味でした。
新幹線で快適な旅
昼食後はナポリからフィレンツェへ向かうため、イタリア版新幹線で列車の旅となります。
アルタヴェロチタ2等もしくはNTVイタロスマートクラスのどちらかだったのですが、すみません完全に忘れてしまいました。
列車の発車まで少しだけ時間があったので、トイレ休憩を含むほんの少しの自由時間があり、駅の中や周りをぐるっとしてみましたが、特段おもしろいものは見つからず、でした。
スーツケースは別送してくれるので簡単な手荷物だけを持って乗り込みます。
約3時間、景色はずっと広大な草原が広がっており、ボックスタイプの席に夫と座り景色を眺めながらぼーっと過ごしておりました。
イタリアの列車は日本の列車のように発着時にベルが鳴ったりしないので、うっかりしてるとあっという間に乗り過ごしてしまうそうですよ。
列車はフィレンツェに到着し、バスに乗り換えて宿泊先へ向かいます。
この日の宿泊先は「ホテル Nil」
JTBではBグレードに指定されています。
白壁でアメリカンスタイルの建物です。ロビーは光沢のある床や大きな照明、柱が高級な雰囲気を醸し出してました。
客室は木製の家具が多く使われていて、温かみのある空間の素敵なホテルでした。
なんといってもこちらのホテルの夕食がとてもおいしく、出てきたラザニアとティラミスが超絶品でした!
前日の怖いホテルとは打って変わって、浴室も明るくて清潔感のあるホテルだったので、湯船にお湯を張って持参した入浴剤を入れて疲れを癒しました♪
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